愛犬の病気

愛犬の病気 – 股関節形成不全とその治療

我が家には、14歳になるボーダーコリーがおりますが、8ヶ月ほど前に股関節形成不全と診断され、治療を続けております。
今回は、その病気が診断されるまでの経緯と現在の治療について書きたいと思います。

まず股関節形成不全と診断されるまでの経緯ですが、最初に異変に気づいたのは10ヶ月ほど前でした。散歩中によく前足が何もない場所でつまづいてしまい、前につんのめるように転ぶことが増えたのです。

そこで病院に行って、どうも前足が悪いようで最近よくつまづいて転ぶことがあります、と先生にお伝えしました。
すると前足のレントゲンを撮影して、過去に関節炎を患っていた形跡が見られ、そこが痛むのかもしれないということで、その日は痛み止め注射をその箇所にして、関節にいいというサプリを出してもらって様子見となりました。

ところが、症状は一向に良くならず、散歩中によく観察していたところどうも後ろ左足を軽くびっこのように歩いていることがわかりました。それで、後ろ足に体重がかけられず姿勢が前のめりになって前につんのめって転ぶのではないかと考えて、最初の通院から1ヶ月ほど経っていましたが、改めて病院へ行き先生にそのことをお伝えしました。

そして、先生は歩いている様子を觀察した後、今度は後ろ足をレントゲン撮影し、股関節形成不全と診断されました。
治療としては関節症治療薬を患部に注射、これを4週間に渡って毎週通院して注射となりました。
その後は、様子が良ければ半年後ごとに定期的に注射とのことでしたが、結局今のところ約半年間程は毎月1回の注射となっています。

そして、最初の通院時から服用していた関節にいいというサプリをアンチノールというもう少し機能性と効果が高いサプリに置き換え、毎日飲ませています。

ボーダーコリーは、遺伝的にも股関節形成不全になりやすいと言われている犬種ですが、ただし今回の場合は老化で筋力が低下してきて滑りやすいフローリング床のせいで悪化してしまったのではないかと個人的に考えています。

この滑る床については、以前からいろいろと対策はしてきたのですが、なにかさらに効果的な滑り止め対策をしつつ、病院での治療を継続していく予定です。

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