愛犬のしつけ

愛犬のしつけ、成功の秘訣はルールを徹底することです

私は、これまで14年間に渡って、3頭の中型犬と暮らしてきました。そして、その間にたくさんのしつけ教室に通い、多くの犬の訓練に関する本を読んできました。
結果としては、まあ自分では満足できるレベルまで犬をしつけることができたのではないかと考えています。

たくさんのしつけ方法を学んでいく中で、ひとつの大きな原則にたどり着きました。それを犬に対してのルールを守る、ということです。

犬に対してルールを守るとは、もちろん犬にルールを守らせる、ということでもあるのですが、それだけではなく犬に対して決めたルールを飼い主自身も守るということを意味します。

これはどういうことでしょうか。例えば初歩的なしつけで考えてみましょう。
犬にトイレを覚えさせたいとします。それは、犬に家の中ではこのトイレシートの上でおしっこをしなさいというルールを守らせる、という行為ですが、それは同時に飼い主としてもトイレはいつも同じ場所に設置する、なるべくいつも清潔な状態を維持するというルールを守るということになります。飼い主がこのルールを守らないと犬もなかなかトイレを覚えてくれれない、つまりしつけはうまくいかないということになります。

また、コマンドを与える際も、座らせる際に思いつきで「おすわり」といったり、「シット」など英語で言ったりすれば、犬が混乱するであろうということが容易に理解できます。

このように犬のしつけのためには、「飼い主」がルールを守るということが非常に重要なのです。

私は、ある程度高度に犬のしつけたいと思う方には、実績のあるしつけスクールなどに犬といっしょに通われることをおすすめしたいと思います。それは、犬がそこでしつけを覚えるためではなく、犬をコントロールするために飼い主がどのように犬との間にルールを構築し、そのルールに従って犬をコントロールできるのか、そしてその所作を人間自身が学ぶためです。
犬はあなたが思う以上に人とコミュニケーションを取ることができ、飼い主に従いたいと考えているのです。あとはあなた自身が犬との接し方、コントロール法、ルールの構築について学ぶだけです。

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