自分の家では中型の犬を買っていましたが可能な限りは家族が食べる食事と同じ食材を使って手作りで餌を作っていました。とはいえ犬には食べられない食材も多々あります。ネギやチョコレートの様な有名なものから、ぶどうの様に意外な物まで、それら全てを完璧に把握する事は非常に困難です。ですが適当な認識で餌を作り間違って毒となる物を食べさせる訳にもいきません。
なので最初の内は食べられない物を調べるのでは無く、食べても大丈夫な物を調べる様にしていました。その日に使った食材を一つずつネットで検索して食べても大丈夫かどうか調べ、更にネットの情報を鵜呑みにはするのは危険なので出典元が信頼できるかどうかまで確認する事を徹底してました。そのお陰か食事によるトラブルは一度も無かったです。
しかし、食べても大丈夫な物だけで作った食事であっても病気のリスクとなる場合があります。それは味付けです。香辛料が基本的に食べられず、食べても大丈夫な調味料であっても塩っ辛くして与えてしまうと病気になりやすくなります。人が食べる物と全く同じレシピで作り与えてしまうと肥満になったり腎臓を悪くしたりするので大変です。また、犬と言えばお肉を食べるイメージがあったのですが生肉を与えると人間と同じく食中毒を起こす可能性があるために加熱処理が必要です。脂もあまり良くないらしいので牛なら赤身、豚ならヒレやロース、鳥は胸を与えていました。
家では一日に2食の食事を与えていましたが夕食は手作りとして朝食はドッグフードを与えていました。当然手作りの食事よりもドッグフードの方が栄養価が高く、バランスも良いので健康管理には欠かせないです。また、手作りの食事の食いつきが良くない時にはドッグフードを混ぜ込んだりして食べさせていました。
手作り食事を用意するには手間は多少掛かりますし、リスクもありますがドッグフードに比べて安価ではありますし、家族皆で同じ物を食べられる喜びもあります。自分が作った食事を美味しそうに食べている姿を眺めていると幸せな気分にもなるので無理の無い範囲で作ってみる事はオススメです。